特定店舗での還元率が別次元
MUFGカードとOliveカードは、それぞれ優遇する店舗が異なります。対象店舗ではなんと最大7〜20% という破格のポイント還元が受けられます。通常のクレジットカードの基本還元率が0.5〜1%程度であることを考えると、その差は歴然です。
同じ月に外食・スーパー・コンビニを合わせて3万円使うとしたら——
- 何も考えずに低還元カードで払う → 150〜300円相当のポイント
- MUFGカード+Oliveを使い分ける → 2,100〜6,000円相当のポイント
年単位で積み上がれば、旅行1回分や日用品費数ヶ月分の差になります。
三菱UFJカード(MUFG)の対象店舗
対象店舗でのご利用が最大7%還元(ポイントアッププログラム達成で最大20%)になります。
対象となるお支払い方法は以下の通りです。公式FAQには次のように記載されています。
「①クレジットカードでのご利用 ②タッチ決済(非接触型カード決済)でのご利用 ③Apple Pay(QUICPay<クイックペイ>でお支払いの場合のみ対象)でのご利用 ※スマホのタッチ決済は対象外です。」
つまり、カード本体によるタッチ決済や通常のクレジット払いは対象ですが、スマホのタッチ決済(Apple Pay経由でもQUICPay以外)は対象外である点に注意が必要です。
コンビニ・飲食店・スーパー・ライフスタイル系と幅広いジャンルの店舗が対象になっています。松屋・くら寿司・スシローといった外食チェーンに加え、オーケー・東急ストア・肉のハナマサなど首都圏を中心としたスーパーも多数対象です。対象店舗の最新一覧は必ず公式ページでご確認ください。
Oliveカード(三井住友銀行)の対象店舗
Oliveフレキシブルペイ クレジットモードで対象店舗をスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと、最大8%のVポイント還元(2026年2月1日より改定。条件達成で最大20%)を受けられます。カード現物でのタッチ決済・iD・挿入・磁気取引は対象外です。
セブン・ローソンをはじめとする対象コンビニのほか、吉野家・マクドナルド・すき家・サイゼリヤ・ガストをはじめとするすかいらーくグループ全店・ドトールなどが対象です。対象店舗の最新一覧は公式ページでご確認ください。
カードの使い分け早見表
日常のよく行くお店をざっくり整理するとこうなります。
| シーン | おすすめカード | 主な対象店舗 |
|---|---|---|
| 牛丼・ファストフード | Olive | 吉野家・マクドナルド・すき家・モスバーガー・ケンタッキー |
| ファミレス | Olive | サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・すかいらーくグループ全般 |
| 回転寿司 | MUFG | くら寿司・スシロー |
| 牛丼(松屋系) | MUFG | 松屋・松のや・マイカリー食堂 |
| スーパー | MUFG | オーケー・オオゼキ・東急ストア・東武ストア・肉のハナマサほか多数 |
| コンビニ | どちらでも | セブン・ローソンは両カード共通で対象 |
| カフェ | どちらでも | スタバは両方対象。上島・カフェ・ド・クリエはMUFG |
「知らない」ことのコスト
ここで重要な視点があります。カード会社がこれほど高い還元率を出せるのは、加盟店からの手数料収入と、ポイント優遇を活用しないユーザーの存在が支えているからです。
そもそも、これらの店舗の商品・サービスの料金設定には、カード利用者へのポイント還元分のコストがすでに織り込まれています。つまり、現金払いや低還元カードで支払っても、ポイントを受け取れる人たちのコストを結果的に負担していることになります。ポイントを活用している人は、その分を正当に取り返しているに過ぎません。
- 高還元率を活用するユーザー → 上乗せされたコストを取り返している側
- 何も考えずに現金払いや低還元カードで払うユーザー → 間接的に高還元ユーザーの恩恵を支える側
これはポイント経済圏の本質的な仕組みです。知っている人が得をして、知らない人がそのコストを間接的に負担するという構造は、飛行機のマイルから電子マネーまで一貫しています。お得情報を学ぶのは「自分の権利を守る」ことと捉えておきましょう。
対象店舗は「生き物」——常に情報更新が必要な理由
MUFGカードとOliveカードの対象店舗・還元率は、定期的に追加・削除・条件変更が繰り返されます。
実際にここ1〜2年でも以下のような変更が起きています。
- 2025年10月:MUFGカードがポイント算出方法を「対象店ごとの利用金額」から「全対象店の合算」方式に変更
- 2026年2月:OliveのVポイント還元率が最大7%→最大8%に引き上げ(Oliveクレジットモード限定)
- 2026年5月16日ご利用分より:MUFGカードの対象店舗に上島珈琲店・カフェ・ド・クリエ・スターバックス・アカチャンホンポ・カーブスなどを追加
今使っているカードのお得な使い方も、気づかないうちに変わっている可能性があります。「一度調べて終わり」ではなく、以下のような習慣を持つことが重要です。
- 公式アプリやメールマガジンの通知をオンにしておく
- 季節ごとのキャンペーン情報(ポイントアップ祭りなど)を見逃さない
- 対象店舗リストを定期的に確認し、自分の生活動線と照らし合わせる
- SNSのお得情報アカウントをフォローしておく
特に「新しく行くようになった店が対象に追加されていた」というケースは多く、定期チェックのコストは非常に低い割に発見できる恩恵は大きいです。
2枚持ちの最適解
MUFGカードとOliveカードは競合ではなく、相互補完の関係です。どちらか一方ではなく両方を持ち、店舗に応じて使い分けることが最も合理的な戦略です。
財布の中に2枚あっても、使う店を決めてしまえば迷いはありません。「松屋はMUFG、マックはOlive」と脳内ルールを作るだけで、後は何も考えずに最適な還元が積み上がっていきます。
お金は使い方次第で「消える」か「一部戻ってくる」かが変わります。MUFGカードとOliveカードのフル活用は、難しい投資でも節約でもなく、ただ正しいカードを出すだけという最もコストゼロの資産形成術です。知っているか知らないかの差が、毎日の食事代・買い物代に積み重なっていく——そのことを意識するかどうかが、長い目で見ると大きな分岐点になります。
⚠️ 免責事項:本記事の対象店舗・還元率情報は2026年6月時点のものです。キャンペーンや対象店舗は予告なく変更される場合があります。最新情報は各カード公式サイトをご確認ください。
