株主優待を集めるとき、「何から始めればいいかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、「なくなると困る生活必需品・サービス」に絞って優待を集めていくというアプローチです。
なぜ「必需品」から始めるべきか
株主優待の落とし穴は、「もらったけど使わなかった」という体験です。グルメ券や旅行優待は魅力的に見えますが、使用機会が限られると宝の持ち腐れになってしまいます。
その点、生活に絶対必要なもの(食費・日用品・散髪など)をカバーする優待は違います。もらえば確実に使える、つまり「現金の代わりに使えるもの」として機能するのです。物価が上昇し続ける今の時代、この発想はますます重要になっています。
優待選びの基本軸:「ないと困る」を起点に
まず、自分の毎月の固定支出を書き出してみましょう。おおよそ以下のカテゴリが「絶対必要」な支出として浮かび上がるはずです。
• 食費(スーパー・外食)
• 日用品(洗剤・トイレットペーパー・歯磨き粉など)
• 被服・身だしなみ(クリーニング・散髪など)
• 通信・交通(定期券・携帯)
それぞれのカテゴリに対応する銘柄を一つずつ揃えていく、それがこの戦略の核心です。
実践例:散髪はキュービーネット(QBハウス)で無料に
「散髪」を例に考えてみましょう。散髪は、数か月に一度必ず発生する、誰も逃れられない身だしなみコストです。美容院や理髪店に行かない人はほぼ存在しない。であれば、そのコストを株主優待でカバーできれば、確実に家計に貢献します。
ここで注目したいのが、キュービーネットホールディングス(証券コード:6571)です。
QBハウス株主優待の概要

2025年2月に優待が新設されたばかりのフレッシュな銘柄で、2026年6月以降は1年以上の継続保有が条件となっています。 長期保有特典も加わることで、保有年数に応じて最大3枚まで増量される仕組みも魅力的です。
なぜQBハウスが「必需品優待」として優秀か
QBハウスは「10分・1,400円」のシンプルなヘアカット専門店です。全国に約700店舗を展開しており、 都市部ならほぼどこにでも店舗があります。優待券の使い勝手の良さは抜群で、「もらったけど使えなかった」という失敗がほとんどありません。散髪代という毎回必ず発生するコストを無料化できるのは、まさに生活防衛の観点から理にかなっています。
他に揃えたい「必需品カテゴリ」優待例
QBハウスで散髪をカバーしたら、次は他のカテゴリへ広げましょう。
• 日用品(洗剤・オーラルケア):ライオン(4912)|自社製品詰め合わせ、1年以上継続保有が条件
• ティッシュ・紙類:日本製紙(3863)|ティッシュペーパーなどの自社製品
• 食費(スーパー・外食):全国展開のスーパーや外食チェーンの優待券
まとめ:「使える優待」から積み上げる
株主優待の醍醐味は、投資しながら生活コストを下げられることにあります。最初からすべてを揃えようとせず、「散髪」「日用品」「食費」と一つずつカテゴリを埋めていくことで、気づけば生活の固定支出がじわじわと圧縮されていきます。
QBハウスの優待のように、「どうせ使うもの」を株主優待でまかなうという発想を軸にすれば、優待選びに迷うことも、使わずに失効させることもなくなります。まずは自分の生活費の「必需品リスト」を書き出すところから始めてみてはいかがでしょうか。
※株価や優待内容は変更される場合があります。投資は自己責任でお願いします。
